醸句通信

2010年12月

2010.12.13

コタツの中に猫はいません!


 今朝は雨が降っている事もあり気温と湿度が高い
ですね。
今朝の蒸しは、雨で湿度が高くなった事で予定より
も若干水分が多かったようです。
ご心配なく!予定が違っても、この後の作業で調整
して行くのが杜氏の腕(技術)です。
麹室の中では、色々な作業が繰り返された後に

写真の様な状態にして、しばらくは様子を見ます。
決してコタツではありませんし、中に猫もいません!


【季節限定】
赤磐雄町 荒走り」 限定発売開始です

2010.12.10

新酒ご案内

 酒一筋の新酒の発売時期をご案内致します!
 (発売時期が前後する事もございます)
※季節限定商品につき数量に達した時点で終売とさせて頂きます。

  • かたつむり・純米吟醸しぼりたて  発売中

  • 純米しぼりたて     発売中

  • 純米にごり(生)     発売中

  • 赤磐雄町 荒走り   12月13日発売開始

  • 純米吟醸しぼりたて  12月20日頃発売開始予定
  • 2010.12.10

    麹造りが大事です


     麹室の中は菌が繁殖しやすい温度と湿度に保たれて
    います。
    気温の低い外から麹室の扉を開けて中に入ると、一瞬に
    してレンズが曇ってしまいます。
    なかなか綺麗な写真が撮れませんが、今朝は神秘的
    な一枚が撮れたのでご紹介します。
    蒸した米(雄町)にもやしと呼ばれる菌をふって麹を作る
    為の大事な作業。
    菌が宙を舞っているのが分かりますか?
    この菌が自然に落ちてきて、蒸し米に付着します。

    2010.12.09

    純米吟醸搾ります!


     今朝は雄町の「純米吟醸」が槽(ふね)にのりました。
    毎日マッタナシの作業が続きます。
    新酒のフレッシュな香りが槽の周りに立ち込めていきます。
    槽の下からは新酒が垂れてきます。
    この瞬間がたまりません!

    2010.12.08

    荒走り(あらばしり)

     
     東京、広島と回って帰って来ましたが、岡山が寒いのか・・
    赤磐が寒いのか・・はたまた、今朝から気温が下がったのか?
    甑(こしき)を開けた瞬間に白い煙が立ち上ります。
    蔵の中はマッタナシ、出荷作業場も13日から発売予定の
    赤磐雄町 荒走り」の出荷準備中。
    こちらも大忙しです、師走ですね!

    2010.12.07

    ジェトロ商談会


     ジェトロ主催で開催されるロシア、スイス商談会(広島)
    の一日目「試食交流会」に参加。
    東京から広島へ
    久々に広島空港に降りました、岡山からですと新幹線
    ですからね。
    商談会に参加されるバイヤーをはじめ関係者の方に
    ブースで試飲を行って頂きながらの商品紹介。
    (本番は翌日の個別商談会です)
    明日はロシアのバイヤーと商談を行う予定、頑張ります!

    2010.12.06

    おでんと酒一筋


     おでんの美味しい季節になりましたね。
    おでんで一杯、いかがでしょう!
    ここが何処か?分かりますか?
    ここは、乃木坂・魚真の二階にあるおでんカウンター
    です。入口入ってすぐの(一階)寿司バーはよく知ら
    れていますが、二階にこんな場所が在るのは知らない
    人も多いのでは。
    二階では1階と同じメニューに加えて”おでん”が楽しめる
    という隠れた穴場かも!?
    是非、次回は2階で酒一筋とおでんでお楽しみ下さい!

    2010.12.03

    マッタナシです


     近付くと麹(こうじ)の甘い香が漂ってきます。
    そう、甘酒の香りをもっと繊細にした様な感じと言えば
    お分かり頂けるでしょうか?
     蔵の中では新酒の仕込みが毎日マッタナシで行われ
    ています。

     こちらのタンクでは「純米吟醸」の留が行われています。
    櫂(かい)が常に動いているので、うまく櫂入れ(かいいれ)
    の写真を撮る事が出来ませんが、櫂入れの様子が少しでも
    伝わればうれしいです。
     

    2010.12.02

    新酒かたつむりと酒粕シチュー


     お客様から酒一筋の酒粕を使用して作ったシチューの
    美味しい画像とコメントが届いたのでご紹介します。
     しぼりたての新酒とともに届いたのは、酒一筋の酒粕!
    封を開けた瞬間 ぱっと華やかな吟醸香が広がり、何とも幸せな気持ちに
    なったのはいうまでもありません。

    そのまま少しだけ口にしてみたところ、ほんのり甘く微かにチーズのような旨みが。
    そしてそのまま口に含み続けると、静かに溶けて消えていく……。
    上品で繊細な味わい。
    蔵人さんの丁寧な手仕事を思い起こさずにはいられません。

    そんなこんなで、このところ我が家の食卓には必ず、酒粕を使った料理が登場。


    最近ではたっぷりの酒粕と白みそで仕立てた和風シチューが、かなりのヒットでした。

    野菜と鶏肉を炒めてブイヨンで煮たら酒粕と白みそを溶かし入れ、さらに牛乳を加えて
    塩コショウで味を調えるだけ。
    さらりとした口当たりですが、おだやかな粕の香りと五臓六腑にしみわたるやさしい
    旨みは、今季のリピートメニュー間違いなしです。

    早速、しぼりたての「かたつむり」淡にごりとともにいただきましたが、人肌~ぬる燗
    くらいが最もよく合ったかな。


    このほかにも、日々作るお味噌汁に酒粕を加えたり(かなり贅沢!)定番の粕汁を
    こしらえたりと、何かと楽しませてもらっています。
    といっても今のところ汁物や煮込みに偏りがち。
    今後はドレッシングにしてみたり、出汁巻き卵に溶かしてみたりと、もっと幅を広げて
    楽しむつもりです。
    ありがとうございました。           Ichida Maki


     ■こちらこそ、美味しいご紹介ありがとうございます。
     イチダさんは色々と食べ物と日本酒の合性を研究されているようです。
     また、美味しい発見があれば教えて下さい!

    2010.12.01

    新酒・大吟醸を搾ります


     大吟醸が槽(ふね)にのりました!
    槽の下からは自然と大吟醸が垂れてきます。
    新酒ならではのフレッシュで、リンゴの様な果実を思わせる
    吟醸香が蔵の中に漂ってきます。
    これから時間を掛けてじっくりと搾っていきます。

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