醸句通信

2010年06月

2010.06.30

この黒いかたまりは


 夏の風物詩ともいえる粕掘りですが、実際に留粕
を使用して漬物を作るとどうなるのか?
ちょっとビンテージ物になってしまうのですが・・・
写真の瓜は、今年で14年目、14年物の瓜になります。
14年間漬けっぱ無しという訳では無く、毎年漬け替え
を行います。(留粕を古い物から新しい物へ替えます)
子供の頃は、この漬け替えの作業の時に出る古い粕を
利用して魚をよく獲りに行きました。
(これが、驚くほど魚が集まってきて獲れるんですよ)
漬け物自体はここまでくると歯ごたえは無くなってきますが、
なんとも言えない奥深い味わいがあります。
野菜(瓜)だけでなく肉や魚を漬け込んでも美味しいです。
(肉や魚は数日で充分ですが)
是非お試しください!

2010.06.28

雄町の田もさんぱつ


 雄町の稲も成長しますが、、悲しい事に田の周り(畔)の
雑草も成長します・・・。
畔の草刈りは米作りの大事な仕事で、収穫まで何度も行わ
れるれる仕事です。
畔の草が伸びると風通しが悪くなり稲が病気にかかり易く
なります、これを防ぐために必須。
写真:草刈りを行う人間の右側:雄町(酒一筋)、左側:飯米(ご近所の田)
どれだけの間隔をあけて苗を植えるかも重要なポイントです。
収穫量を上げようとつめて植えると、収穫量は上がるかもしれ
ませんが、品質的な事も出てきます。
米作りも毎年が勉強です!

【夏限定】
 「酒一筋 夏純米」 お陰さまで好評です。
残りも僅かとなってきましたのでお早目にお試しください!
逃すと来年の夏まで飲めませんよ

2010.06.25

酒一筋の菰樽


 酒一筋の菰樽(1斗)の湯ごもりを行っています。
菰樽はお酒を入れる前に木の灰汁を抜くため湯をはる
必要があります。(この作業を湯ごもりと呼びます)
四斗樽サイズの菰樽が続いていたので一斗樽は久々、
しかも小さく感じてしまいます。
「どのくらいのサイズですか?」とよく尋ねられるので
隣に一升瓶を並べてみました、いかがですか?
小さいでしょう、でもこの中には一升ビン10本分の
お酒が入ります。
この樽は開店祝で使用されるそうですが、人数が集まれば
真夏のバーベキューパーティー等にも菰樽はいかがでしょうか?
粋で良いかもしれませんよ!

2010.06.24

グランドゴールドメダル受賞


 2010年 モンドセレクション国際コンクール 酒類部門
       ”赤磐雄町ゴールド” が
    「グランドゴールドメダル(最高金賞)」を受賞

2010.06.24

雄町サミット


雄町サミットが今年も開催されます!
今年は酒一筋・杜氏 田村の講演もあります。

  • 日時:9月22日 15時~

  • 会場:泉ガーデンギャラリー
    東京都港区六本木1-5-2

  • 講演 杜氏が語る「酒米 雄町の魅力」 利守酒造杜氏 田村 豊和
    15:20~15:40

  • 対談 「洋食での日本酒のすすめ」 プティポアン・オーナーシェフ 北岡尚信 × ソムリエ 木村克己
    15:50~16:30

  • きき酒会・懇親会(立食) ●朝日米を使った「岡山黄ニラばら寿司」実演! 
    ●岡山の特産品「ニューピオーネ、蒜山ジャージー乳チーズ」等ご賞味頂けます

  • 参加費:5,000円(税込)

  • お申込・お問合わせ:JA全農おかやま 米穀部米穀課 086-234-6876 担当:ほんいでん
  • 2010.06.24

    軽部からの便り


     酒一筋が年6回発行している新聞「軽部村便り
    の編集、印刷が終わり郵送準備中です。
    前号からちょっと時間が空いてしまいましたが・・
    39号無事完成です。一日でも早くお届け出来れば
    と思い封筒入れ、封印(糊付け)作業と行っています。
    今しばらくお待ちください!

    2010.06.23

    グランドゴールドメダル


     モンドセレクション事務局から送られてきました、
    グランドゴールドメダル(最高金賞)の賞状とメダル。
    今年はさらに連続受賞した栄誉で”HIGH QUALITY TROPHY”
    も一緒に受賞致しました。
    何時か授賞式に参加してみたいものです、なかなかそんなチャンス
    はやって来ないでしょうが・・・・・。
    授賞式はご招待なのですが交通費は自費ですからね(当たり前ですが)。
    酒一筋でグランドゴールメダル(最高金賞)を連続受賞したのは
    赤磐雄町ゴールド
    (よく知られている「赤磐雄町」のワンランク上の”赤磐雄町”になります)
    また来年も受賞出来るよう米作りから頑張っていきます!

    2010.06.21

    梅酒の仕込中


     本年度(2010年)の梅酒の仕込中。
    昨年仕込んだものはすでに梅の実を引き上げ、タンクからビン詰
    が完了しております。
    タンク1本で回しているため、前の物を先に詰口まで行ってしまわ
    ないと、次の仕込みが出来ません。
    純米酒仕込の無糖・無添加「じゅんまいうめざけ」、微糖タイプの
    辛口・純梅酒」を飲んで暑い夏を乗り切って下さい!


    昨年の異常気象の影響か県内も梅の出来がいま一つだった様で、
    今年は全体的に収穫量が少ないようです。
    さけひとすじの梅は契約でお願いしていますが、契約先のJAさんの方
    でも今年は収穫量が少ないそうです。
    そんな事もあり、今年の仕込は昨年の半分程度に減らす決断をしました。
    納得のいく物で仕込みたいですからね
    写真は梅の実を洗い、一個一個ヘタを取り除いているところです。
    メーカーによっては行わないところもありますが、当社は全部取り除きます・・
    気が遠くなる作業ですが、今年も良い梅酒を仕込むために頑張ります!

    2010.06.17

    日本酒フェア


     「日本酒フェア2010」が東京池袋サンシャインシティで、
    今年も「公開きき酒会」と「日本酒フェア」が同時開催。
    私は長期熟成酒研究会ブースのお手伝いとして今年も参加
    してきました。
    (岡山県ブースの方は社長が)
    各県、団体によってブースの装飾も出品酒も違うところが
    参加者にとっては楽しみの一つ。
    その中でも熟成酒(古酒)ばかりが集まった長期熟成酒研究会
    ブースは注目されていました。

    「何年もの・・・」という響きにひかれるのかもしれませんね。
    決して古いから良い、新しいから悪いというものではありませんが・・。
    日本酒にも色々な種類が在り、色々な楽しみ方があるという事をPR
    するうえでも良いイベントだったと思います。
    ブースにお立ち寄り頂きました皆さんありがとうございました!

    2010.06.15

    地元食材を使用したイタリアン


    鳥取県のアンテナショップ・食のみやこ鳥取プラザ2階に
    在る「オステリア・モンテマーレ・トットリーネ」にお邪魔
    してきました。
    岡山と鳥取、お隣の県。
    こちらの「トットリーネ」では鳥取から取り寄せた食材を
    使用してイタリア料理を提供。鳥取の地酒、ワインは勿論、
    さらにイタリアワインとも合わせて楽しむ事が出来ます。
    地元の食とお酒を合わせて試せる(楽しめる)場所が在ると
    いうのは羨ましいですね!岡山も在ればよいのですが。
    今回、鳥取の酒蔵が「強力」を使用した酒造りに力を入れて
    いるという事から、隣の岡山県で軽部産「雄町」を復活させた
    当社と一緒に何か出来ればと言う事で、お店の方からご提案を
    頂きご挨拶方々、打合せにお伺いさせて頂きました。
    美味しい料理とお酒を楽しんでいただけかもしれません・・。
    同じ中国地方でもありお隣同士、今後何かご一緒出来れば良いですね!
    ご期待下さい!

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