醸句通信

2010年02月

2010.02.25

新酒を貯蔵

酒一筋の酒蔵
 バンクーバーオリンピックのフィギュアスケートはハラハラ
しますね。岡山出身の高橋選手が銅メダルに輝いたのは
嬉しいです。
女子も明日のフリー頑張って良い成績を残してほしいと思い
ます。 がんばれニッポン!
 バンクーバーの街もかなり盛り上がっているようですよ。
(現地の知人の情報によると)
酒一筋が何処かのレストランで飲まれていると嬉しいんですが!

 搾った新酒を貯蔵しているサーマルタンク(温度管理の出来るタンク)
が左右に並んでいます。
新酒で発売するお酒以外の商品は、こちらの様な温度管理の
出来るタンクに入れ出荷まで貯蔵します。
秋口に”ひやおろし”(秋あがり)として発売を予定しているお酒も
この中です。
蔵の中で静かに出荷の時を待ちます

2010.02.23

しろさと香が違います

酒一筋・吟醸酒粕酒一筋・吟醸酒粕
 蔵の中では槽(ふね)から降ろしたばかりの吟醸粕を
1kg袋に小分けする作業。
米の品種に依っても違いますが、精米歩合に依っても
酒粕の色、風味が違います。
素材の味がそのまま活かされる甘酒、粕汁等を作った
場合、酒粕の違いがよく分かると思います。
高級酒は造る量も少ないため、当然残る酒粕も限られた
量になってしまいます。

最近は少なくなりましたが「酒粕無いの・・?、つくればいいのに!」
とよくお叱りを受けましたが。日本酒を飲まれない方には、酒粕が
日本酒を搾った後にでる副産物である事をご存知ないんでしょうね・・。
酒粕だけはつくれません。
気温がぐっと下がると酒粕のお問合わせも多いですが、その時にある
とは限りません。(在庫が有る時に限って暖かかったりしますが)
是非、在庫が有る時にお試しください。

2010.02.22

はだか祭り

西大寺観音院西大寺観音院
 先日(20日)、500年目を迎える西大寺会陽(はだか祭り)が開催
された西大寺観音院のあと祭りに行ってきました。
「はだか祭り」が開催されている時間帯は、TVの中継をみながら
知人と「ファジアーノ岡山」を飲んでました。(今季は頑張ってほしい!)
22時に宝木を投げ入れる窓が3番の札の貼られた上の窓。
ふんどし姿の男達がこの2本の宝木を奪い合います。
昔の話を聞いていると会陽(はだか祭り)の時は日本酒が沢山飲まれた
そうです。一番寒くなる時期だけに皆さんお酒を飲んでから出陣されて
いたようですね。

はだか祭り・あと祭り
数年前から会場内で事故や喧嘩が起こってはいけないという事で
飲酒は禁止されています。(出場者の飲酒チェックもあるそうです)
昨日のあと祭りもお天気も良かった事もあり大勢のお客さんで賑わって
いました。
500年も続く岡山の伝統的なお祭り、今後も残しって行ってもらいたいですね!

2010.02.20

染井桜

染井桜
ソメイヨシノ発祥の地(豊島区・駒込)で毎年開催されている染井桜祭り。
このソメイヨシノにちなんで、地域の町おこしとなる商品を開発しようと
地元・染井銀座商店街の方々を中心に、5年前から染井櫻という日本酒を
限定販売されてきました。
今年から日本酒に加え、日本酒仕込の梅酒も商品化したいという事で
”さけひとすじ”の純米酒仕込・辛口「純梅酒」が選ばれ、本年度から
新たな「染井桜」記念酒として加わりました。
【お問合わせ】
染井桜実行委員会事務局
KIWA内
03-5974-1171

2010.02.20

ふな口から

新酒・大吟醸しぼり
日本三大奇祭の一つ西大寺会陽(はだか祭り)が
本日開催されます。
ちょうど今年で500年目!伝統のあるお祭りです。
会陽の日はもっとも寒いとも言われていますが、今朝は
一段と冷え込んでいるようです。
〈蔵の室(麹を作る部屋)はいつも”はだか祭り”ですが・・〉

大吟醸・ふな口
 今朝も大吟醸が槽(ふね)にのっています。
醪(もろみ)を粕袋に入れ積み重ねた状態。
上から圧はかけていませんが、醪の重さだけで下にある
槽口(ふなくち)からは新酒が垂れてきます。
良い香りです!

2010.02.18

槽のり(ふなのり)

酒一筋・槽搾り
 今朝は大吟醸の粕はなしと槽(ふね)のり。
また寒くなりましたね、西大寺会陽(はだか祭り)の頃はもっとも寒く
なると言われますが本当ですね。
風邪を引かないように十分ご注意下さい!
 「槽のり」とは槽(ふね)で搾るために粕袋にもろみをいれて槽の中に
並べ搾る事です。
槽(ふね)で搾る場合、上から圧力をかけて搾っていきます。
この槽を使用して搾るお酒もほとんどが高級酒と呼ばれる吟醸酒に
なります。下の呑み口から最初に垂れてくるのが荒走り(あらばしり)
になります。
先日の首吊りもそうですが搾り始めると蔵内に吟醸の良い香りが
立ち込めてきます。
本日、槽にのった大吟醸は旨味も充分ありこれからが楽しみな酒でした。

2010.02.16

滴り落ちる大吟醸の雫

酒一筋 搾り酒一筋 搾り(斗びん取り)酒一筋 搾り(斗びん取り)
 今朝は大事な搾り(首吊り)が行われました。
搾りの中でも特に良い酒(高級酒)にだけ用いる首吊りと呼ばれる
特別な搾り方です。
大吟醸の醪(もろみ)を粕袋と呼ばれる白い布の中に入れ、醪の
入った袋を竹の棒に吊るしていきます。
そうする事で自然に酒が垂れてきます、その滴り落ちる大吟醸の
雫を斗びん(18Lのビン)に取ります。⇔斗びん取り

搾りの作業が始まると同時に蔵の中を新酒の香りが立ち込めます。
この大吟醸のフルーティーな独特の香りはなんともいえませんね!
この集められた大吟醸の雫が斗びんの中でどのように成長するか
楽しみです!

2010.02.15

酒類指導

酒類指導
 毎年この時期恒例の酒類指導がありました。
広島国税局から主任鑑定官の先生が蔵にお越しになられました。
蔵の中の酒造りの様子から、出来上がった新酒のきき酒まで行って
頂き色々とご指導頂きました。
今期の広島管内での酒造りの傾向等を聴く良い機会でもあります。

2010.02.13

バンクーバーでも酒一筋

酒一筋 純米 もろみ
 バンクーバーオリンピック開幕しましたね。
がんばれニッポン!
是非、一つでも多くのメダルを獲得して頂きたいですね。
 「バンクーバー」は以前から酒一筋を輸出しているのと、毎年イベントで訪れて
いる事もあり親しみを感じます。
スキーのジャンプが行われるウィスラーは昨年11月にコニュコピアで滞在して
いましたし。(丁度、スキー場が解禁になった時だったでしょうか)
バンクーバーを訪れる世界中の人が酒一筋を味わっ下さると嬉しいですが。
飲めるお店はこちら

 蔵の仕込も終盤になりました。
こちらは純米酒のもろみタンクの様子です。
カメラを構えるとプチプチと発酵の音色が聴こえてきますが、顔を近付け過ぎると
ウッとなってしまいますのでご注意。(発酵でガスが出ています)

2010.02.13

熟成古酒ルネッサンス

熟成古酒ルネッサンス
「酒一筋」も熟成酒・自家熟成酒を出品、参加致します。


日時:3月7日(日)12:00~15:30
場所:こまばエミナース 1Fダイヤモンドホール   
   東京都目黒区大橋2-19-5(京王井の頭線・駒場東大前下車、徒歩5分)
参加費:2,000円(前売りチケット制)
【お問合わせ・お申込】
長期熟成酒研究会事務局:03-3264-2695

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