醸句通信

2004.01.01

酒一筋・軽部村月々便り 第3号(2004年1月)

うまい地酒造りにこだわっている「酒一筋」の蔵元の所在地が旧・軽部村

なのです。大正から昭和初期に名声を博した酒米「雄町米」の産地として、

知られ一時この米は絶えて幻の米となっていましたが、当蔵が復活に立ち

上がった経緯もあり、この地に感謝の意を込めて紙名といたしました。

天が与えてくださった「赤磐雄町米」を貴重な文化遺産として伝えて行くこと

を使命と考え、月々発刊(2ヶ月に一度)しておりますの。

 この新聞が、ほんの少しでもあなたのお酒の楽しさにプラスになればと思って

おります。            酒一筋・赤磐雄町・備前 醸造元 蔵主



●日本酒ごま知識
●赤磐雄町米物語(続)

●新桃太郎物語







軽部村月々便り 第3号(2004年1・2月)をダウンロードする

2004.01.01

森田商店さんからのお便り ~2004年 1月

森田商店さんより(埼玉県)
 今まで日本酒に関心のなかった女性に「かたつむり」を購入頂いたところ嬉しい声を頂きました。


●新潟のお酒が苦手な私に友人から「かたつむり」をプレゼントしてもらい、ゆっくりと飲もうと思いましたが720mlはあっという間に空っぽになってしまいました。
●友人に贈答品としてさしあげたのですが、気に入っていただけて私のカブがあがりました。
●酒量は減ったのですが、おいしい物を飲みたいのでおすすめで「かたつむり」を飲んだところ大満足です。
 と言うようなお客様からの声を森田商店さんから頂きました。嬉しいですね!日本酒の美味しさを一人でも多くの方に知って頂けるようこれからもがんばります。ありがとうございました!

2003.12.11

酒一筋・醸句通信    第十八号

今回のコンテンツ
  1.酒のウソホント
  2.お燗酒
  3.おいしくお酒の飲める店▼ 「樽一(たるいち)」おまけ付き 
  4.毎回楽しい「百人一酒」


◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━
◆  醸句通信  No.18   2003.12
◆━━━━━━━━━━━━━━ 酒一筋 ◆◆
 天の与えたすばらしい力を内包する「赤磐雄町米」の米を守り
育て続けている「酒一筋」の蔵元からもっと美味しくお酒を飲んで
頂くために楽しいお酒のお話をお送り致します。
 このメルマガが、ほんのすこしでもあなたのお酒の楽しさに
プラスになればと思っております。
                        利守酒造株式会社
【櫂】 かい
 櫂とは容器中(タンク)において液体
または液体と固体とを混合攪拌し均一
にするために使用するマドラーの様な
道具です。使用目的によりいろいろな
種類があります。
「蕪櫂(かぶらがい)」もっとも一般に
使用される櫂で、竹棒の先に木製の
蕪(台)を付けたものです。その他には
「棒櫂」「鬼櫂」と呼ばれる物があります。
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1.酒のウソホント ▽ 江戸時代の居酒屋
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 江戸の庶民のふところ廻りが少しばかりよくなって、「ちょいと
一杯やりたい」ときに立ち寄れる居酒屋が誕生しました。
それまでの屋台やよしず張りの水茶屋と違って、ちゃんとした
建物です。レイアウトは、土間と床間とがあります。
インテリアは土間に床几(しょうぎ)、床間は今でいう小上がりです。
それなら今の居酒屋と同じではないか、江戸の時代劇に出て
くる居酒屋じゃないかと思われるでしょうが、一つ大きな違いが
あります。今の居酒屋や時代劇に出てくるのはテーブルと椅子。
本物の江戸の居酒屋の土間には床几(しょうぎ)があったのです。
床几というのは、畳一畳くらいの広さの椅子というか・・・・・・
これはテーブル兼椅子です。この床几に腰を下ろし、お酒を
注文します。するとお盆に徳利、杯、おつまみ、お箸を載せて
でてきます。これを床几の上に置き、飲み始めます。
飲むスタイルは、上品にやれば腰をちょいと床几に横座りに
なります。行儀が悪いと片方の足をもう一方の腿に乗せる片
あぐらか、もっと悪くして床几の上にあぐらを掻きます。
床間に上がるときは履き物を脱ぎます。
ここで大事なことを見落とさないでください。
それはお酒を注文すると、塩辛めに味つけした小料理が一品
付いてくることです。庶民の飲む酒は甘い酒だったそうで、それ
に合わせて塩辛い料理が出たそうです。
それでこのような形のお店を小料理屋というのです。
今でも小料理屋に入ると、注文しないのに「付き出し」といって
料理が一品出てくるのです。
 時代劇の居酒屋シーンで、床几でなくテーブル椅子になった
のは、我々現代人の体型が変わってしまったからでしょう。
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2.お燗酒 
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 前に「醸句通信」の中でご紹介した事があるのですが、ご要望
のお答えしてもう一度!
 
 お燗と一口に言っても熱燗から日向燗(ひなたかん)まで色々と
 種類があります。
 飛切燗(55度以上)、熱燗(50度近辺)、上燗(45度近辺)、
 ぬる燗(40度近辺)、人肌燗(35度近辺)、日向燗(30度近辺)
 
 温度計でいちいち測るわけではありませんから、人肌燗なんかは
 燗をつける人によって違いますよね。
 本当に美味しい燗酒のつくり方は、鍋に湯を沸かしお酒を入れた
 徳利を入れ好みの燗(温度)で引き上げる。徳利も小さめな物で
 飲む分だけを燗していくのがいいでしょうね・・・・・手間ですが
 美味しい物を食すには手間と労力は惜しんではいけません。
 最近では、飲食店さんでもお湯につけて燗を出してくれるお店が
 増えてきたようです。
 燗にするための美味しいお酒選びも重要なポイントです!
 お燗に向く酒、向かない酒、お好みもありますから、色々と
 試してみてはいかがでしょう!
 本醸造のお燗もいいですが、純米もいいですよ。
 「え・・・純米を」と言わず試してみてください。
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3.おいしくお酒の飲める店
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 酒一筋を美味しく楽しみたい方に。
こんなお店があります。是非お立ち寄り下さい。
▽ 「樽一」 定休日:日曜・祝日
   東京都新宿区歌舞伎町1-17-12第1浅川ビル5F
      TEL:03-3208-9772
   営業時間:17:00~23:00(ラストオーダー22:00)
∵最後まで読んだ人だけ・・・∵
 前回(17号)でもご紹介させて頂いた樽一さん。
先日、上京した時に樽一さんにお伺いする事があり
その時に佐藤社長にメルマガで紹介させて頂いた
事を言うと、とても喜んで頂き
「メルマガを読んでご来店された方は言って
ほしい!一杯サービスさせて頂くのに・・」
と言うお言葉を頂きました。
うれしいですね!・・・・・・・と言う事で
このメルマガを読んで樽一(新宿店)に行かれた
方は「酒一筋のメルマガを読んできました」と
言って下さい。
何かいい事があるはすです。(先着30名様)
これからの季節は、はりはり鍋(鯨鍋)をつつき
ながら一杯!おいしいですよ!
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4.小倉あん子の「百人一酒」
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藤原敏行朝臣・ふじわらのとしゆきあそん  
   住の江の岸に寄る波よるさへや
     夢の通ひ路人目よくらむ
《解釈》
 人名辞典を引くと、藤原敏行朝臣は能筆で好色と
あります。だとすると、ラブレター攻めでモノにしたに
違い有りません。
 女の立場で、男の訪れない嘆きを「夢でさえ人目を
憚って逢いに来てくれないのか」と恋人を恨んだ歌。
男の立場で女を恨むとする説もあります。
この人の奥さんは、美男の誇り高い藤原の業平の
義理の妹だそうです。となると、相当の美女だった
でしょうね。うまく「やったー」わけですね。
 ■□■平成の百人一酒に酔人詠める歌■□■
   住む家も 質に取られて 夜の遊び
     情け通わす 人はよくいる
《解釈》
夜の巷、夜の蝶、夜の花などという言葉があるように、
夜には魔性のようなものがあるようです。
 美しいものは美しく見え、そうでないものも美しく見え、
たいしたことないことが楽しく感じる。
それがいいんだという人もおられますが、住む家まで
失っては度が過ぎるというものです。
その魔性の世界に入るおまじないに「お酒」があります。
どうぞ、お酒をおいしいものとして飲んでください。
魔性の国へのオープンセサミにしないでください。
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 蔵の中ではお酒の良い香りが立ち込め新酒が出来上がって
きました。
気温も下がって、お鍋で一杯なんかいいですよね。
食べ物の旬(季節感)が良くわからなくなってきていますが、お酒
の新酒(しぼりたて)は、今が旬です。
今年は蔵にとっても沢山いい事がありりました。
    ●岡山県新酒鑑評会 最優秀賞
    ●但馬杜氏組合自醸酒技能審査会  知事賞(第一位)
    ●全国新酒鑑評会 金賞
    ●モンドセレクション国際コンクール酒類部門 ゴールドメダル
    ●広島国税局清酒鑑評会 最優秀賞
 五冠の栄誉に輝きました。これを励みに今期も「良い酒を
造るぞ!」とがんばっております。
今後とも応援よろしくお願い申しあげます。
 「軽部村便り」も二号の編集とメルマガ「醸句通信」の発行と
重なるとつらいですね・・・・・・・
「いつもありがとう」と言う皆さんからの声に励まされて頑張って
ます。今年一年のご愛読に感謝致します。
次号は平成16年1月です。

2003.11.11

酒一筋・醸句通信    第十七号

今回のコンテンツ
  1.酒のウソホント
  2.酒一筋 試験田 収穫祭
  3.おいしくお酒の飲める店▼ 「樽一(たるいち)」 
  4.毎回楽しい「百人一酒」


◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━
◆  醸句通信  No.17  2003.11
◆━━━━━━━━━━━━━━ 酒一筋 ◆◆
 天の与えたすばらしい力を内包する「赤磐雄町米」の米を守り
育て続けている「酒一筋」の蔵元からもっと美味しくお酒を飲んで
頂くために楽しいお酒のお話をお送り致します。
 このメルマガが、ほんのすこしでもあなたのお酒の楽しさに
プラスになればと思っております。
                        利守酒造株式会社
【きき猪口】 ききちょく・ききちょこ
 居酒屋さんなどで底に青い渦の模様
のある白い小さな猪口を見た事があると
思いますが?
 きき酒に用いる猪口は通常白色の
磁器製で、内部底面に暗コバルト色
の蛇の目模様が入っていて、酒の澄
明度と色を判定します。
酒質の官能検査は大変デリケートな
ものです。同じ大きさ、重さのきき猪口
できき酒を行います。
猪口と言っても居酒屋さんなどで使用
している物とはちょっと違います。
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1.酒のウソホント ▽ 居酒屋の始まり
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 江戸時代の江戸は、人口4人に3人は大人の男性でした。
全国諸藩の江戸詰めのお侍、関東一円から集まってきた
手に職をもつ人達、江戸に行ったら何か仕事にありつけ
るだろうという人達。この人達が江戸の市民でした。
 それが各地大名の禄高の1割が江戸で費やされたので、
食うことには心配がなかったのです。
でも、「男やもめ」ばかりですから、何かと不自由だったで
しょうね。不自由の一つは「腹が減っても飯を炊いてくれる
人がいないこと」で、それを満たすために今でいう外食産業
である屋台ができました。これは立ち食いです。
ご飯を炊くより蕎麦の方が早く調理できるので、立ち食いの
蕎麦屋ができます。それから今でいう喫茶店の水茶屋が
できます。これはよしず張りの仮設建築というか、日陰を
遮る程度のものでした。
 やがて「一杯飲みたい」という人のために居酒屋ができ、
ちゃんと食事をしたいひとのために料理屋ができます。
偉い殿様たちはお城や自分の屋敷で「大名料理」という形を
つくっていきますし、商人など裕福な階層は「江戸料理」
という文化を育てていきます。
 町民や下級武士たちが軽く何かを食べながら一杯飲み
たいと思うようになります。立ったままの屋台やよしず張り
の水茶屋ではあまりにも落ち着きません。
需要があって供給があるのか、その反対かわかりません
が、庶民が酒を飲む場として居酒屋が誕生します。
ここで居酒屋の定義をしましょう。まず、屋台や水茶屋の
ような仮設の建物ではないことです。
次に、土間の部分に床几(しょうぎ)がしつらえられ、床間
といわれる畳敷きの部分があることです。これは今は小上
がりと言われています。現在の居酒屋とほぼ同じ様式ですね。
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2.酒一筋 試験田 収穫祭
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 2003年10月18日  収穫祭
 毎年恒例の行事ですが、当日の朝までお天気とにらめっこ。
雨が降ったら田植は出来ても稲刈りは出来ませんからね・・!
今年は、晴天に恵まれ収穫祭を無事終了する事が出来ほっと
一安心。
全国各地からこの収穫祭のために駆けつけて下さり作業を共
に行い、よろこびあいました!
皆さんお疲れ様でした!
 いや・・・今年は出来の悪い所も多いようですね?
米泥棒が出るぐらいですからね!
知らない間に稲を刈り取って持っていかれたと言う話も
聞きました。
まさか?どうやって? と思いますよね。
あの大きなコンバイン(稲刈機)を車で運んで行って刈り取って
逃げるなんて・・・・人に気付かれずにですからね。
ご安心下さい!盗まれる事も無く、イノシシにおそわれる事も
無く無事に良い米が収穫できました。
今季もがんばって皆さんに「旨い」と言って頂ける酒を醸せる
ようがんばります!
 田の方は、田植えまで土作りです。
     「米作りは、土作りから」ですから・・・・・・
 
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3.おいしくお酒の飲める店
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 酒一筋を美味しく楽しみたい方に。
こんなお店があります。是非お立ち寄り下さい。
▽ 「樽一」 定休日:日曜・祝日
   東京都新宿区歌舞伎町1-17-12第1浅川ビル5F
      TEL:03-3208-9772
   営業時間:17:00~23:00(ラストオーダー22:00)
 三陸直送の生カキ、ほや。これだけでも美味しそう
ですが、今では貴重な食材となってしまった鯨を食べる
事が出来るお店です。鯨料理と言っても何十種類も
あって・・・鯨のたいていの部位なら食べられるから
すごい。これからの季節は、はりはり鍋(鯨鍋)をつつき
ながら一杯!
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4.小倉あん子の「百人一酒」
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在原業平朝臣(ありはらのなりひらあそん)
   ちはやぶる神代も聞かず竜田川
    からくれなゐに水くくるとは
《解釈》
業平とは、美男の代名詞になっています。
そのご本人の業平さんはとにかくいい男でした。
その上、女性との関わりも多かったようです。陽成院の
お母さん、藤原高子と駆け落ちまがいのことをやって、
都の人たちの話題になりました。
歌は、竜田川に流れる紅葉の美しさを歌ったものです。
どれぐらい美しかったか、それは「ずうっとムカシの神代
から、聞いたこともないほど」と形容しています。
色彩豊かで、奇想天外な発送・表現は才気溢れる
業平らしい特色を表しています。
 ■□■平成の百人一酒に酔人詠める歌■□■
    知ったかぶる 伴奏も聞かず 立ったまま
     カラオケマイク持ち続けるとは
《解釈》
よくある風景です。冷えた酒も温くなってしまいます。
他人がどんなに思おうとおかまいなし、音程が外れ
ようとリズムが狂おうと知ったこっちゃない。
ひたすらマイクにかじりついているヤツ。
結語の「とは」とは「あきれた」という意です。
 「千早振る」という名作落語があります。
そこで平成の酔人は、カラオケを舞台にしてさらりと
詠んだというわけです・・・・・。
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  ◆◇ 平成15年広島国税局清酒鑑評会 ◇◆
         最優秀賞   受賞
 秋に行われるようになった鑑評会において「最優秀賞」を
受賞する事が出来ました。 ありがとうございます!
新酒とはまた違って、秋の酒に旨味がのってくるこの時期に
行われる鑑評会で受賞、しかも最優秀賞を受賞出来た事は
本当にうれしいかぎりです!
これを励みにがんばります!
皆さんに「旨い」と言って頂ける酒一筋を目指して。 
   応援よろしくお願い申しあげます。

2003.11.01

酒一筋・軽部村月々便り 第2号(2003年11月)

 いや・・・・・まいりました。

「メルマガに続いて新聞も毎月出されるのですか?」

「がんばってください」と言うお声を多数頂きました。

「毎月・・・?」「月々とは月が二つで二ヶ月おきという意味で使用したのですが・・・・」



●日本酒ごま知識

●赤磐雄町米物語(続)

●新桃太郎物語







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