醸句通信

2007.01.13

酒一筋「後楽園」を呑んで・・・・・

●岡山の思い出
●お酒に合わせた料理




●岡山の思い出
まだ行ったことがないのですが、岡山出身の友人が実家から届いたという桃をおすそ分けしてくれました大きくて、甘くて、とてもおいしかったです岡山=桃、のイメージが離れません
●お酒に合わせた料理
豚の角煮
●お酒に合いそうな料理
鯛の煮つけ、さつまあげ
●その他(感じた事を)
先日、屋久島へ行きました。
縄文杉を見るための一泊登山に「後楽園」を持っていき、山小屋でランタンの灯りの中、屋久杉で作った枡で後楽園を酌み交わしましたさらさらとした飲み心地が、登山の疲れを癒してくれましたちょっとしたつまみを食べながら、楽な気分で語らうのにちょうどいいお酒だと思いました                        ・・・中村真由美

2007.01.13

「紅雄町」 ~特別モニターの方から

紅雄町
特別モニターをお願いした方々から、声が届きました。

今回のモニターでは毎日、少量(80~100ml)を3週間の間、
夕食後、又は、就寝前に飲んでいただきました。



●松本 秀樹さん(30代男性)

1週間後

香りは日本酒だったので、最初の一口目は、酸味を強く感じ違和感がありました。一歩、日本酒の先入観から離れてみると白ワインに近い飲み口で、すっきりとした味に好感が持てました。

2~3日目ぐらいから、最初の日本酒の香りとのギャップは相変わらず感じるが、すっきりとした酸味は好印象(冷やして蒸し暑い夜に飲むのがちょっと楽しみ)。

生活上では、特に大きな変化は感じないが、心なしか疲れが翌朝に残らないような気がする。





2週間後

香りと味の違和感はなくなりました。当初強く感じた酸味も、うまみとバランスが取れており、後味をすっきりとさせてくれます。

体重は減らないが、夜遅い時間に夕食を取ることが多いのだが、就寝前に飲むともたれ気味の胃がすっきりとなるように感じます。翌朝の胃の重さを残さないことが、始めの「疲れが翌朝に残らない」感じにつながっているのではないか。

酸味の感じが白ワインに近いような感じがしたので、並べて飲んだら「うーむ!別物」。最初酸味を感じるのは同じだけれど、うまみの強さが全然別物。交互に飲むと白ワインは水の様に薄い。これは穀物の酒と、果物の酒のちがいですかね・・・。



~蔵元から~

体重はいくら飲んでも減らないでしょう!    はっはっは・・・

原料の種類によって出来た物の旨味が違うと言う事はあるでしょうね。 日本人は主食が「米」なので「米から出来た日本酒」が良く合うのかもしれませんね!






3週間後

最初に感じた多少違和感のあった酸味が、続けるうちに酸味が程よく感じられ、後味をすっきりひきしめています。そのすっきり感が毎日飽きのこない味となり、毎日続けることが楽しみとなりました。もう少し飲みたくなってしまうのが難点ですが・・・。

生活上での変化は、毎日、寝る前に飲んだのですが、仕事柄、寝る少し前の遅い時間に夕食を取ることが多いのですが、食べ過ぎてちょっと胃が重い時も程よい酸味で胃がすっきりするようです。

また、翌朝の胃もたれが無くなったように感じます。

夜遅く食事をする方やすぐ食べ過ぎてしまう方(自分か?)等、翌朝前の晩の食事を頻繁に後悔する方にお勧めです。また、健康とは関係ありませんが、日本酒の飲まず嫌いの方にもお勧めできるでしょう。特にワインなどから日本酒に入るにはもってこいではないでしょうか。

前文にも記載しましたが、毎日決められた量を飲む、機能性に着目した方向も新しい試みで面白いと思いますが、一つの日本酒のジャンルとして酸味の際立った特異的な特徴を生かし、新しい日本酒の分類として料理との相性を前面に出した提案も出来るのではないでしょうか?(安易ですかねぇー)モニターは終わってしまいますが、今後とも続けてみたいと思いました。



~蔵元から~

3週間ありがとうございました!

毎日、適量を飲むと言うのが、私も気に入っています。

何でもそうだと思いますが、限度を超えてしまうと良い物も悪くなってしまう。

継続はちからなりでがんばって下さい!

追伸:やせる効果は無いですが・・・







●安江 達郎さん(30代男性)

1週間後

始めて一口飲んだ時の感想。

この酸味は何に例えたらいいんだろう・・・。ブドウ、イチゴの様な果物系か?

糖分を控えた梅酒の様な感じか?いずれにしても、純米酒、本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒といった従来の日本酒のジャンルのどれにも当てはまらない新種の日本酒といった感じがします。

味の評価はどういったらいいのでしょうか、比較対照が見当たらないので非常に難しいのですが悪く言えば薬っぽい感じかなというところです。

3日目ぐらいからの味の感想。

やはり、日本酒というよりロゼワインのような味わいでしょうか。ちなみに、一口だけ義父に飲ませたところ、同じようにワインの味だと言っていました。

生活上の変化は、特に無いように思います(他の酒をしこたま飲んでいるので効果も相殺されているのでしょうか)。



~蔵元から~

何事も飲み過ぎは良くないですよ。

1週間目ですから特に変化も現れてこないと思います。3週間目ぐらいからが効果が現れてくるそうなので。






2週間後

飲めば飲むほどこれは日本酒の味でない、という感じです。

むしろロゼワインに近い感じかな、と思えたので本物のロゼワインと飲み比べてみました。 ・・・やっぱり似てるかな。と思うと同時に、なんで酵母の違いだけでこんなに別次元のものができあがってしまうのか不思議に思うことしきりでした(それとも造りも普通の日本酒と違うのでしょうか?)。

生活上の変化は、以前、紅雄町以外のお酒もしこたま飲んでるので目に見えた変化は体感出来ません。ただ、変化が無いのはもしかしたら紅雄町が、抑止力になって体調維持しているのかもしれません。

アルコール度数16~17度というのは市販酒と比較すると高めだと思いますが、飲み口はそれを感じさせません。ついつい飲み過ぎて酔っぱらってしまいそうです。



~蔵元から~

ワインと日本酒の大きな違いは、やはり「果実」と「穀物」の違いでしょう。日本酒も「酵母」が違えば、出来あがった商品もかなりタイプの異なった物が出来ます。「紅雄町」は、通常の日本酒の造りと同じです。

(この味は、「紅麹」の特徴でしょうね!)






3週間後

飲み始めた頃の違和感もだんだんと無くなり、独特の酸味を楽しませてもらいました。

生活上の変化はあまり実感しませんでした(当初の予定は飲み始め3週間後で、血糖値など検査するつもりでしたが、諸々の事情で実行出来ませんでした)。

最初に書いた様に酸味が強いので、天ぷらなど油を使った料理に合わせると後味がすっきりして良いのではないかと思いました。あとイタリア料理、フランス料理など洋食系のこってりした味付けにも合うのではないでしょうか。

日本酒嫌いの人にこの酒をワイングラスに注いでロゼワインだといって飲ませればたいがいだまされてしまいそうです。

このお酒を長期熟成したものは有るのでしょうか?日本酒ぽくないこの味が古酒になることでどう味が変わるのか興味があります。



~蔵元から~

「紅雄町」を長期熟成させたものは、残念ながらありません。同じような味のタイプの「恵」の熟成させたものはあります。甘味と酸味のバランスが絶妙で結構いけますよ!







●岸本 俊彦さん(50代男性)

1週間後

最初に飲んだ一口は、少し酸っぱい感じがし、日本酒特有の味がしなかった様に思います。3日目からは、日本酒を飲んでいる感じがしてきましたが、どこか少し違うような・・・。

1週間飲みつづけて、特に生活のうえでの変化はないようです。

紅麹という名前なのでもう少し紅色が付いた方が良いように思いますが?



~蔵元から~

最初(搾り立て)は、きれいな紅色と言うかピンク色なのですが、時間(熟成)とともに紅色が黄色(黄金色)のような色に変化してきます(光などに当たることによっても色が薄くなっていきます)。






2週間後

身体には、特に変わった事なし。

チーズをつまみに紅雄町を飲みました。この出会いが、私には新鮮でおいしく感じられました。勿論、鯵の干物にもよく合いました。

遊び感覚で飲め、身体にも良くうれしいお酒です。





3週間後

体調には特に変化は無いようです。

私は、お酒に弱い方なので、やはり少し量を飲めば少し顔に出ますし、身体もつらい気がします。

出来れば、アルコール度数をもっと低くして頂けたらお酒の弱い人達にも気楽に飲めるような気がしますが・・・。



~蔵元から~

お酒の弱い方には、度数が高いと、確かにつらいと思います。私も、弱い方なので「紅雄町」に氷を入れたり、無い場合は水を少し加えて飲んでいます。

この様にすると飲みやすいですし、お酒の中の成分(紅麹)は変わらないので、紅雄町80~100mlに少し水を加えて飲んでみて下さい。







●秋田 計治さん(60代男性)

1週間後

就寝前に始めて飲む。

口に入れた途端ちょっと酸味を感じたが、飲みにくいものではない。

スーッと「のど」に運ぶ事が出来た。

今日で三日目だ。すっかり味に馴染み、あさっりした後味は親しめる。

1週間飲み続けて、寝つきが良くなったような気がする。





2週間後

口当たりよく、おいしく飲んでいます。

通常の日本酒との違和感は全くなくなった。

ぐっすりと眠れて目覚めがよくなった。便通も良くなったような気がする・・・。





3週間後

味にもすっかり慣れ、毎日就寝前に定量を飲んでいます。

朝食がおいしくなった(快便は続いております)。寝つきの悪い人、胃の調子がスッキリしない人にすすめたいと思います。特効効果は期待せず、毎日飲み続けることが肝要かと思います。文字通り継続は力です。







サケの粕漬け

「紅雄町」の酒粕を使用したサケの粕漬けです。

海鮮山鮮

おいしいですよ! サケが紅サケになったりして?

(神奈川県の「海鮮山鮮」さんで食べられます。)

先日、お店に伺ったら終売していました・・・残念!



もちろん呑んだ後の一杯に「紅雄町」置いてあります!

2007.01.13

備前焼大甕での仕込み




 桶での酒仕込みが始まる15~16世紀まで、酒は甕(かめ)で造られていました。

 幻の米「赤磐雄町米」(軽部産・雄町)を復活させ、『本物の酒』を志す利守酒造が次に目指したのは、この500年前と同じように大甕を使用した酒造りでした。もちろん、その大甕は本場岡山の備前焼、造りも昔のままで――。





 平成6年、利守酒造四代目・利守忠義は備前焼の名匠・森陶岳氏に依頼し、その志に共感した森氏から容量500リットルにも及ぶ大甕を酒造用に譲り受けます。未知への第一歩が始まったのが、平成7年1月13日でした。










 











 大甕による酒造りには、従来にはない数々の苦労がありました。

 上薬を塗らない備前焼には細かい穴が空いているので、甕の洗浄に洗剤は使用できず、お湯しか使用できなかったり、甕の細かな気泡から漏れてくる酒に対応したり――。

 しかし、これまでにはない手間をかけて醸した昔造りの大甕仕込みの酒は、上質の酸と赤磐雄町米が生み出す旨味とが上手く手をつないだ、豊かな風味に仕上がりました。

 この備前焼大甕で醸した酒が「酒一筋・天下人(てんかびと)」です。









 利守酒造の裏山には、昔の防空壕跡のトンネルがあります。実はこの中に、純米大吟醸を詰めた20リットル入りの備前焼の甕が10数個、静かに眠っています。

 商品として出す時期は未定ですが、いつか長期熟成酒としてみなさんに飲んでいただける時が来るでしょう――。










 











 備前の大甕は、全長53メートルもの大窯で焼かれます。

 薪は、最低1年は乾燥させた岡山県北部産の赤松を、土は備前伊部のものを使用します。40日ほどかけて造り上げられた大甕は、更に40日間乾燥させて窯に入れられ、最初はうどで燻されます。その後60日もの間焚き続けて、最終的に温度は1200℃にまで上げて焼き上げられ、焚かれた後は30日ほど冷ましてから、ようやく窯出しされます。

 このように、作成に手間と高度な技術が必要とされる大甕は、1個当たり550万円にものぼる高価で貴重なものなのです。









2007.01.13

現代の名工 但馬杜氏











但馬杜氏

田村 豊和




 利守酒造の杜氏として招かれ、四半世紀を越える年月が流れました。その間には、まぼろしの米と言われた「軽部産・雄町米」を復活させるための奔走があり、備前焼の大甕で酒を醸すという挑戦がありました。





 酒造りに関しては決して妥協を許さず、納得行くまで試みるのが杜氏としての私の信条ですので、非常に充実した仕事ができたと自負しております。



 利守酒造で醸される手作りの本物の酒は、機械ではまねできない芸術品と言ってよいでしょう。しぼったときはまだ半製品。それから先の管理も、酒造りにおける大切な要素です。



 そのように大事に作られた酒ですので、飲むというよりは、かみしめてほしい、というのが、「酒一筋」を醸した私の願いです。



 お客様に喜んでいただける酒であってほしいと、酒造期が終わった後も日夜願っています。杜氏歴は30年近くになりますが、酒造りは毎年一年生であると痛感しつつ、筆を置きます。



2007.01.12

技師 荒手 篤







酒一筋・技師



技師

荒手 篤




 利守酒造の技師として杜氏・田村のもとで20年を越える年月が流れました。その間には、酒造りの技だけでなく米作りも学び、経験、習得してきました。



 日本の伝統文化の一つである酒造りの技を受け継ぎながら、その技術を利用した新しい挑戦も行っています。

 利守酒造で醸されるこだわりの酒は、他では味わう事の出来ない旨味をもった地酒・”酒一筋”としてみなさまにお届けいたします。





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