醸句通信
2007.01.14
「酒一筋」ができるまで・その工程5
数々の工程を経て「酒一筋」は生まれます。
その工程一つ一つが「酒一筋」の品質を生成します。
「その工程5」では最後の工程となる「ろ過」から「ビン詰め」を見ていきましょう。
貯蔵された生酒を製品化するに当たり、酒質を整える工程が「ろ過」です。この工程では生酒の中に残っている細かい滓(おり)や雑味を取り除くことが目的です。
※ろ過を行わない“無ろ過”と呼ばれるお酒もあります。
そして「ろ過」の済んだお酒をビンに詰めて製品化する工程が「ビン詰め」です。
ビン詰めの過程では火入れ殺菌を行うのが一般的であり、利守酒造では火入れ殺菌~ビン詰の直後に瓶クーラーを通すことで温度を下げ、酒質の劣化を防いでいます。
これら長く複雑な工程を経て「酒一筋」は造られ、お客様のお手元に届きます。
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