醸句通信

2007.01.13

小泉 正彦 さんより

「酒一筋」を初めて飲んだのは、日本酒を飲み始めて1年くらいたった平成5年2月17日です。


行きつけの酒屋さんが主催する飲み会があって、その時のテーマが「備前の酒一筋を味わう」でした。
そこで味わったのは、大吟醸(生)35%、大吟醸黒フロスト(生)35%、有機大吟醸「自然酒」(生)など11種類でした。それまで線の細い酒を好んで飲んでいた私には、「酒一筋」のボディのある味わいは鮮烈でした。「自然酒がすっごい美味しい」とはしゃいで酒屋さんに言ったのを覚えています。
以来、リーズナブルな価格で美味しくいただける「酒一筋」を愛飲しています。どんな時に飲むかと言えば、ちゃんと食べようという時に飲みますね。食べ物もお酒もどっちも美味しくなるから。しゃぶしゃぶや豚の水炊きなどの鍋物が好きなので、食べながらガバガバ飲みます。
ところで、平成8年の夏に利守酒造さんを見学させていただき、部長の弘充さんにとても親切に案内をしていただいたのですが、「ここはだめ」と制された倉庫がありました。あの倉庫にはどんな酒が眠っているのでしょうか……?

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