醸句通信
2012.11.19
酒林・杉玉を新しく
「新酒が出来上がりましたよ!」
の合図でもある蔵の前の酒林(杉玉)を三輪神社から
届いた新しい物に交換致しました。
新しい酒林は青々として重いです、一方の一年お世話に
なった杉玉はお酒が熟すのと同じ様に茶色に。
この新しい酒林もお酒の熟成とともに変わっていきます。
【酒林】 さかばやし
杉の葉を束ねて直径40cm程度
の球形にまとめたものを酒林と言い
ます。よく蔵の入口の軒先に蜂の巣
の様な丸い玉を見かけた事があると
思います。これは、新酒が出来たこと
を愛飲家等に知らせる意味もあり軒
先に吊るされたもので、この習慣が
次第に酒屋(蔵)の看板として、また、
最近ではお酒屋さんでも目にする
ようになりました。
なぜ杉なのか?と言われますと、
杉が酒神を祭る大神(おおみわ)神
社の神木であるところからきています。
別名、杉玉(すぎだま)とも言われます。