醸句通信
2010年11月
2010.11.10
ニューヨークからバンクーバーへ
現地時間8日
ニューヨーク(ニューアーク)から7時のフライトで
バンクーバーへ移動。
前回は超過料金を払ったので、今回はスーツケースを
3個に分けて対応したが・・。(中身は酒一筋、だから重い)
いざ、チェックインで計量すると
2個のスーツケースが重量オーバー・・・・
カウンター前でスーツケースを開けて30分間の格闘!
(ACさんも他のスターアライアンスと同様にして下され
ば助かるのに)
なんとか、すべての重量をクリアし搭乗です。
約6時間掛けて東から西へ移動
バンクーバー到着後、ダウンタウンにあるBCリカーボード
(リカーショップ)が新しくなったと聞いたので、早速確認に。
以前は暗い雰囲気だったのですが、ずいぶんと明るくて綺麗
なお店に生まれ変わっていました。
「酒一筋」もちゃんとありましたよ!
ニューヨークとバンクーバーでは時差が3時間。
この3時間がジワジワときいてきます・・・・ガンバレ
2010.11.09
ニューヨーク最終日
ニューヨーク最終日(7日)は日曜日、ニューヨーク
マラソン開催もあってマンハッタンはすごい人でした。
そんなニューヨーク最後の日(夜)は営業を兼ねて
白川郷の三輪さんとレストランへ。
なんと、レストランへ向かう道で、昨日の展示会で通訳
のお手伝いをして下さったナオコさんにバッタリ。
こんな偶然もあるんですね(驚き)
せっかくなのでナオコさんも合流して3人で、展示会に
来て下さったソバットットさんへ。
写真を見ても、日本の焼き鳥屋さんで食事をしている様な
雰囲気ですよね。
ここがニューヨークという事を忘れてしまいそう。
ナオコさんから色々と現地のお話を聞きながら3人で盛り上
がりました。
今夜は明日のフライトが早いので、私は撤退!
7時のフライトでバンクーバー移動します。
2010.11.08
マンハッタン展示会
ニューヨークで最後の(メイン)の展示会【現地時間:6日】
昨年に引き続きワーウィックホテルで開催され、
リカーショップ、レストラン、マスコミ、
ディストリビューターの方々が沢山参加。
酒一筋ブースは昨年も手伝って下さったシミズさんと
二人でピーアール!
今回のニューヨーク滞在で、すでに伺ったお店もあれば
新しい出会いもあったりと、昨年よりも有意義な展示会
になったのではと感じています。
純米酒仕込の微糖梅酒「純梅酒」はここでも好評!
現在流通している梅酒は、ハードリカーで造られた甘い
ものが多い事もあって酒一筋の梅酒に関心を持って下さる
人が多かったですね。
こだわりの梅酒だけに、価格も少し高め・・それでも
良い物を求めるお客様も多いようです。
(昨年よりも確実に景気回復していうようです)
残りの時間も頑張ります!
2010.11.07
ニューヨーク2日目は酒蔵
2010.11.06
ニューヨーク【4日】
2010.11.04
ニューヨークへ
3日の朝、成田空港からシカゴ経由でニューヨークに
やって来ました。
シカゴでは巨大な恐竜がお出迎え
シカゴ空港でユナイテッドに乗り継ぎニューヨークへ。
現地で一緒に活動するグループは同日直行便で一足早く
到着したようです。
「なぜ?シカゴ経由?」かと言われると・・
この方が安かったからです。
無事にニューヨーク到着、1キロと格闘しながら詰め込
んだ荷物も無事到着かと思いきや・・・・
また、開封されていました!
スーツケースの中にはTSAの紙が・・何回目だろうか。
現地で使用できる電話とネット回線も確保出来ました。
早速、明日からイベント開始です。
ちょっと寒いですが風邪ひかない様にがんばります!
2010.11.02
ジョイ・オブ・サケ
2010.11.02
おかやま果実
果物王国としても有名な岡山県、このほど「おかやま果実」ブランド
を認定してピーアールして行く事になりました。
本日は、その「おかやま果実」ブランド認定審査会にきています。
酒一筋では岡山県産の梅を使用して造った「梅酒」をエントリーし、
審査に臨みました。
1社2分程度のプレゼンを行ったあと、各社のブースにて試飲を行いなが
ら個別にピーアールです。
エントリーしたのは「辛口・純梅酒」と「無糖・無添加 じゅんまいうめざけ」
試飲での評価もまずまずでしたが、さてその結果は・・・??
(後日、郵送されてくるそうです)
2010.11.01
酒一筋 醸句通信 第百号
今回のコンテンツ
1.酒のウソホント
2.おいしい話
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◆ 醸句通信 No.100 2010.11
◆━━━━━━━━━━━━━━ 酒一筋 ◆◆
天の与えたすばらしい力を内包する軽部産「雄町米」
の米を守り育て続けている「酒一筋」の蔵元からもっと
美味しくお酒を飲んで頂くために楽しいお酒のお話を
お送り致します。
このメルマガが、ほんの少しでもあなたのお酒の楽し
さにプラスになればと思っております。
利守酒造株式会社
【酒林】 さかばやし
杉の葉を束ねて直径40cm程度
の球形にまとめたものを酒林と言い
ます。よく蔵の入口の軒先に蜂の巣
の様な丸い玉を見かけた事があると
思います。これは、新酒が出来たこと
を愛飲家等に知らせる意味もあり軒
先に吊るされたもので、この習慣が
次第に酒屋(蔵)の看板として、また、
最近ではお酒屋さんでも目にする
ようになりました。
なぜ杉なのか?と言われますと、
杉が酒神を祭る大神(おおみわ)神
社の神木であるところからきています。
別名、杉玉(すぎだま)とも言われます。
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1.酒のウソホント ▽お酒をつくる微生物 3
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お酒のファンなら、いろんな酵母の名前を知
っているでしょう。
お酒は、甘い果汁や、麹の力ででんぷんが糖化さ
れたものを、酵母がアルコールに変える事もご存
知でしょう。
では、その「酵母」は、どこから手に入れるので
しょうか?
難しく考えないでください。
それは買うのです。
いわば「酵母屋さん」というような商売があるの
です。酒造りに適した優れた酵母を見つけ出し、
それを純粋に培養し、アンプルに密閉するなどし
て、雑菌に汚染されないような形にして、全国の
酒蔵に販売しています。
この商売は、顕微鏡が発明され、酵母がアルコー
ル発酵をする事がわかってからのことです。
日本では、明治37年に始まったとされています
から、百年ほどの歴史しかありません。
では、酵母が市販される以前は、どうやって酵母
を手にいれたのでしょうか。
この酵母という微生物は、目には見えませんが、
私たちのまわりにたくさん存在しているのです。
その目に見えぬものを、自然の中からうまく取り
出して、ご飯と麹と水を仕込んだものを、うまく
お酒にすることができた人が「酒蔵」になれたの
です。
それなら、専門の業者から酵母菌を買わなくても
いいんじゃないでしょうか。
その通りなのですが、自然の中にある酵母がすべ
て、「いい酒」を造り出してくれるかどうかがわ
からないのです。
近代科学は、どれがいい酒をつくる酵母なのかを
調べ、それを選抜して、酒造用の酵母として販売
したというわけです。
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2.おいしい話
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チーズと日本酒の美味しい関係をお楽しみ下さい!
「バザイオ」
これぞ素晴らしき国際結婚と私が思う組み合わ
せのひとつ、ブルーチーズと日本酒。でも一般的
には塩味の効いたブルーチーズにソーテルヌ等の
甘口ワインが、誰しも納得の定番マッチングです。
それよりもドラマティックな組み合わせを、私は
こっそり?楽しんでいます。
そう、冒頭通りブルーチーズと日本酒です。
甘口ワインとの相性に物申すつもりはありません。
ただそれよりも面白みがあるといいますか奥行き
があり複雑。
これは日本人ならではの繊細な感覚故、感じられ
ることなのでしょうか。
甘口ワインの場合は、甘味主体で酸味が同居する
シンプルな味わい。
日本酒の場合は・・もちろん造り手によって異な
りますが・・米由来の甘味に酸味、苦味、辛味、
旨味が混然一体となり味わいの幅を広げてくれま
す。決してどちらが良いという事はありません。
アルコール飲料は嗜好品ですから好きに楽しめば
いいのです。
そこで今回素敵な出会いがありました。
パッシートという甘口ワイン用の葡萄の搾り汁・
搾りかすに漬け込んで熟成されるというリッチな
ブルーチーズ「バザイオ」です。
相性のいいもの同士が既に合体している中に日本
酒が入り込めるのか・・・。
これが驚くことにすんなりです。
多彩な風味により更に複雑でゴージャスに。
全麹の熟成酒ならばよりがっちりとした結び付き
になるでしょう。
どうぞ三次元の世界を体感して下さい!
D&F テイスティー アドバイザー 粂田 康子
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【チーズのお問合せ】
株式会社フェルミエ Fromagerie Fermier
【本店】
東京都港区愛宕1-5-3
愛宕ASビル1階
http://www.fermier.fm/
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気温がぐっと下がり、秋を飛び越えて冬がやって来た
感じですね。風邪を引かない様にご注意ください!
蔵の中では、酒一筋で一番早い新酒「かたつむり」の
仕込真只中!(発売までいましばらくお待ち下さい)
今季は、雨天のため「雄町の収穫祭」が中止となって
しまいました。10年以上続くイベントの中で雨天中止は
2回目のような気がします。
自然には勝てませんから仕方の無い事なのですが・・・。
予定して下さっていた参加者の皆さんには申し訳ないこ
とです。次の「田植祭」でオマチしてます!
☆☆ 今号でメルマガも100号となりました!
これからもよろしくお願い申しあげます
■酒一筋Tシャツがオシャレになって復活!
今回のテーマは街中でもお洒落に着れる”酒T”
です。
一部のカラー・サイズにつきましては在庫が
ございますのでお問合わせください。
http://www.sakehitosuji.co.jp/ec/d/?c=56
◆醸句通信(日々の出来事を不定期に随時更新中)
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◆蔵元情報(イベント等のご案内を随時掲載中)
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のものでも結構ですからどしどしご返事・お便りを
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利守酒造株式会社
編集担当・明日香
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