醸句通信

2010.04.12

噛みしめてください


 昨年の事になりますが、ちょうどシルバーウィークの頃。
世界を旅し、日本全国をを周る旅に出たヒデこと中田英寿さん
(元プロサッカー選手)が酒一筋の蔵を訪ねて下さいました。
さすがにちょっと緊張しました。
スクリーンをとおして知っている(勝手に想像している)イメージ
とは違い、気さくで頭の回転の速い人という印象を受けました。
流石!一流と呼ばれたサッカー選手ですね。

酒蔵の中を話をしながら見て回った後、酒蔵の前にある雄町の試験田
で雄町米について説明しました。
(収穫の前だったので田に稲があって良かった)
米作り(農業)に対して感心があるようで熱心に聴かれ、色々と勉強も
されているようです。
蔵の中から汲んできた特別なお酒を含めて酒一筋を数点きき酒。
きき酒は通常吐くのですがヒデは、「私は飲んでしまうんですよ」
と言われ、すべて飲みほされてました。
正に酒を”噛みしめるように”!(嬉しいですね)
きき酒した中では雄町米で醸した純米大吟醸「赤磐雄町」が良かった
ようです。
 その時の記事です↓ 是非ご覧ください!
「中田英寿が出会った岡山」(nakata.net)
http://journey.nakata.net/journey_b1.php?no=5281



【お酒とは関係ありませんが】
 岡山の食べ物の話題で
ヒデ:「何かこれは食べとけという物はありますか?」
 私:「ん・・・デミカツ丼ですかね」
ヒデ:「それは、昨夜旅館で出して頂いた・・・」
 私:「ちゃんとしたお店で食べないとダメですよ・・・・」
ヒデ:「何処か”ここ”というお店を教えて下さい」
で、お店を2軒あげました。(私の好みですが)
ヒデ:「どちらかと言うとどっち?」
1軒にしぼれと言われてもな・・・悩んだあげくご紹介したのが「やまと」
翌日だったか、行かれたそうです。
(その記事はアエラに出てました)
味の感想を直接ききたかったですね。

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